春一番、脱走したゴールデン・リトリーバーを追跡してみた【マロン・ザ・ゴールデン】

春先になると一度は脱走するのがマロンの年中行事。今年は、残雪が少ないことから二月からちょくちょく脱走していました。

裏山への放牧は危険が少ないことでリードをせずに自由にしていたのです。が、こうしたことからさすがに最近は厳しめに監視していたのです。それでもマロンは脱走しました。自転車で彼を追って、発見したところでいつもはリードを付けて帰るのです。でも、今回は後ろからつけてマロンの様子を観察してみました。

去年の脱走の様子は、下の動画で公開しました。まだ、目や耳が今ほど弱っていなかったのです。すぐにボクに気付いて観念しました。

春の伝統芸、犬の脱走事件デス！　見つかって固まるゴールデン・リトリーバー【マロン・ザ・ゴールデン】

マロン、最近は視力も聴力も弱り、後ろから付けても全然気付きません。それでも、せっせとニオイ嗅ぎとマーキングに夢中になっていました。このあたりは田舎で、見通しが良くて車の通りも少ないのです。そして、近所でも、けっこう有名なマロンは、脱走のたびに親切な人から連絡をもらうことも多かったのです。昨年は、近所のスーパーから電話で「マロンちゃんがキューピット（店名）に来ています」なんてスマホに電話。ところが、「いや、ボクがここにいますから」なんて店内で電話を受け取ったこともありました（笑）。

まあ春先、頭の中がお花畑になるのは、オスの本能なのでしょうがないかもしれません。マロンは、いわゆる虚勢処置をしていません。ですから身体が健康なだけでなく頑強です。これはテステステロンをはじめとする性ホルモンが影響していると思うのです。とはいっても、もうシニア犬、いろいろな感覚が衰えてきました。飼い主としては、安全面はきちんと考えてあげないといけませんね。

マロンの一年半前のオスアピールは下の動画で公開しました。

オス犬には、ケンカ上等のゴールデン・リトリーバー【マロン・ザ・ゴールデン】