マロン・ザ・ゴールデン

片目のシニア犬”マロン”と保護猫”タマ”の日常生活

マロンにディスクを運んでもらう、毎日、特A魚沼産「コシヒカリ」を食べてるゴールデン・リトリーバー

羽田空港ターミナル内のペットホテル

 

日本穀物検定協会が2019年2月27日に発表した、全国産地別・銘柄別の最新「食味ランキング試験」で「魚沼産 コシヒカリ」が特A評価に返り咲きました。

 

ボクは、1年中、マロンとコシヒカリの田んぼ沿いの道を散歩しています。日ごろの農家さんの仕事ぶりを身近で見ているので、素直に嬉しいです。ですので、ちょっと書きます。

 


ディスクを持ち帰るマロン、魚沼産コシヒカリを毎日食べてるゴールデン・リトリーバー

  

昨年の米の同品評会で「魚沼産コシヒカリ」が特A評価からA評価に落とされました。平成元年のランキング発足以来、はじめてA評価に落ちたのです。これは新潟県、とりわけ地元魚沼地方では、一大事件でした。そんなはずないんです。おいしさはかわりませんし、日頃の農家さんの仕事ぶりをボクはつぶさに見ていますから。それから1年、地元では、反省会など開き、町を上げての応援が行われました。

 

毎日コシヒカリの田んぼ沿いを散歩して、おじさんたちに挨拶しているボクからしたら、本当にうれしい。なぜなら農家の方々は本当に見えない努力されています。

 

一例を挙げます。夏の夕方、おじいさんたちが汗を拭きながら雑草を刈ってるのを見てきました。そう、特にボクが、力説したいのが、魚沼産コシヒカリは除草農薬を使っていないことなんです。すべてとは言いませんが、ボクの感覚では、7~8割のコシヒカリ農家さんは、除草農薬をほとんど使っていません。

 

有機農法、なんて気取ったことは言いません。みなさん、そんなことは気にしていません。良い米を作る一心で、黙って額に汗して、雑草を刈っているのです。手間がかかるんですよ。除草薬を使っている田んぼは、周囲の雑草が黄色く枯れているから、すぐわかります。でも使っていない農家の田んぼは、雑草も稲も青々としています。

 

元来「コシヒカリ」は幹が細く、倒れやすい品種なのです。繊細なんです。だから台風シーズンはみなさん本当に気を遣っています。逆に雨の少ない夏は、水の確保が大変です。1日もぬかりなく、雑草や水管理などに手を掛けています。ボクは、日ごろ、そうした田んぼをマロンと一緒に散歩していますから、本当の実感です。

 

こういう農家の地道な努力が報道されることはありません。けれども「特Aから落ちたこと」は、大々的に報道されます。地元の農家さん本当に手塩に掛けて「コシヒカリ」を育てているのです。おいしくないわけありません。これはマーケティングでも、なんでもありません。本当の話です。

 

もちろん、日本全国の農家さん、みなさんそれぞれ、がんばっておられます。ただ魚沼産コシヒカリは、決してブランドにあぐらをかいているわけではなく、日々見えないところで、細かいところで努力している。それを言いたい。だから、ボクらは、日本一おいしい「魚沼産コシヒカリ」と言われることに誇りが持てるのです。

 

稲作は日本社会と文化の根本です。ボクは、このことをアメリカで学びました。アメリカ人のリーダーたちも実は、このことを知っているのです。天皇陛下が「お田植え」を宮中恒例行事としてされるのには大切な意味があるのです。

 

ちなみに、うちのマロンにも、毎日ドッグフードに量増しでコシヒカリの玄米を混ぜて食べさせています。

 

 

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 #魚沼産コシヒカリ 特A評価 #ゴールデン・レトリーバー #シニア犬